ちょっと気になるメール・その12
HPの感想とご意見のメール(3)
kururuさんの場合です。(計2通)
【張り合いのない生活で主婦肥り】  2000年7月7日 kururuさんより(1通目)

 はじめまして。 大変おもしろく拝見しました。
 私はフリーでライターのような仕事を不定期にしている主婦ですが、仕事が減って主婦業の比重が自分の中で高まってきて、毎日の生活に張り合いがなくなってきた途端に、みるみる6kg増えてしまいました。
 「張り合い」という言葉は、気持ちとともに体も張っている状態であると、実に納得した次第。

 私が一番肥っていたのは大学受験浪人をしていた頃ですが、合格して毎日通いはじめると、あっというまに8kgも勝手に痩せてしまいました。 新生活のストレスもあるでしょうが、張り合いのある緊張度の高い生活に入ると、人間肥ってなんかいられないってことでしょうか。

 ラクをしている状態=肥りやすい状態だと思います。 リラックスして筋肉を弛ませた状態は、筋肉が仕事をしていない状態ですね。 脳みそはそこで筋肉に栄養を送る必要なしと判断して、貯蔵にまわすよう指示を出すんでしょうね。 だから、たとえいわゆるメニューにあるタイプの運動をしていなくても、筋肉を緊張させ力を入れていれば筋肉は働いているわけだから、脳みそは「あ、仕事してる。 栄養をまわさないと」というわけで、脂肪を栄養にかえてまわしてくれるんでしょうね。

 対人関係で緊張する際の精神的緊張と、肉体の緊張は別ものですね。 緊張というと精神的緊張の苦痛のみ思いがちですので、そうではない快感を伴う心身の緊張を、だれでも共通にイメージできることで表現できたら、もっと皆さんに受け入れやすいものになると思います。

 「芸能人はみなやっている」というのは驚きでした。 でも、さもありなんと思います。 見られる緊張、常に美しくあらねばならない緊張、これがあれば人間美しく痩せるでしょう。 主婦って「どうせ私は女中よ」とふて腐れながら、実は働かなくても食える身分なので、どうしたって肥りますよ。 やっぱこれは意識が原因ですね。

 私は今、社会人入学で大学院へいく勉強をしており、できたら研究者に転身しようとしていますが、イメージするよう心掛けているのは、「さっそうと転身した美しい40代」として登場する自分、です。 この際、見栄を張るのは大事なことだと思います。
 今、カロリー制限によるダイエットもやっていますが、「緊張」というか「張り合い」を心身ともに保つ、と思えば、一生頑張れる気がします。 お互いに目標に向かって頑張りましょう。
 (そういえば頑張るって、かたくなに張るってことですよね。 かたく張るってことを、日本人はずっとやってるってことですね)
【効きますね】  2000年7月10日 kururuさんより(2通目)

 「常態変換法」早速実践しています。 効きますね。
 私は通勤の往復タイムをエクササイズタイムにしています。 家を出たところからできる限り全身の筋肉を緊張させて、ウオーキングシューズで意識的に負荷のかかる歩き方をすること15分、駅についたら階段を上がり、ホームで立って待っている間、全身を緊張させます。 電車が来たら座って、下半身集中エクササイズ。 足を床から1cm浮かせて座り、そのまま1駅間緊張。 停車時に膝から下を伸ばしてストレッチ。 また電車が走り出したら片足づつ緊張...という感じで5駅間くらいやってます。 そして駅から職場まで20分ウオーキング。 これを帰りにもう一度。

 筋肉の部位別に力を入れて引き締め、めいっぱい緊張を持続させ、どこにどんな風に筋肉がついていて、どこまで力めるか体感するのは、すごく大事だと思います。
 ただ、初心者には常時緊張を維持するのは難しく、気付いた時に意識してやるということからはじめています。 でもこれだけでもずいぶん姿勢がよくなり、姿勢がよくなるとへんな肉のつきかたしません。

 「常態変換法」、ネーミングにちょっと華がないですけど(ごめんね!!)、内容はとてもまっとう。
 せっかくですから、東大なんか今さら行かないで、筑波大学のスポーツ科学の方へ行かれて、常態変換法を極められたらどうでしょうか。 その方がずっと世の為人の為のように思います。 余計なお世話でごめんね。
返信

 ホームページを見てくださってどうもありがとうございます。
 この常態変換法が少しでもあなたのさらなる理想の体型への足がかりとなることを願っています。

 メールを読ませていただいて、kururuさんが筋肉緊張ダイエットの主旨を良くご理解されていることが分かり、なおかつ早くも結果が表れてきたということを聞いて、大変嬉しく思いました。

 また、

> 対人関係で緊張する際の精神的緊張と、肉体の緊張は別ものですね。緊張という
> と精神的緊張の痛苦のみ思いがちですので、そうではない快感を伴う心身の緊張
> を、だれでも共通にイメージできることで表現できたら、もっと皆さんに受け入
> れやすいものになると思います。

というアドバイスはわたくしもハッとさせるもので、貴重なご意見として、早速検討させていただきたいと思います。

 大学進学についてのアドバイスは、とりあえず考えさせられました。 たしかに東大に行くことばかりが能ではないですね。 とくに東大に入って本当に有意義な研究ができるのかどうかは、大学の外からではあまり情報が入ってこないので、悩みのタネとなっています。

 これからも勉強ともどもぜひ頑張ってください。 また、ご意見やその後の経過などもお気軽にメールいただければ幸いです。



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