えら、頬 編・参考メールバックナンバー
Q.14

【ほっぺたの脂肪を落としたいのですが…
 2001年11月4日 なつきさん [14歳] より

 初めまして。 なつきです。 14歳の♀です。
 私は瞼がはれぼったくて、どうしても直したくて、いろんなページでまぶたのはれをとる方法を探していたところ、このページを見つけてメールしています。
 「まぶた編」を読んで、今、じっせんしているところなのですが、なかなかずっとその状態を保つことができません。

 あと、体重は私の身長からすると標準よりも少しやせているのにもかかわらず、ほっぺたがふくらんでいて、とても太ってみえてしまい、友達からも 「アンパンマン」 と呼ばれてしまう始末です・・・。
 どうにか、ほっぺたの脂肪を落としたいのですが、どう、ほっぺたの筋肉を緊張させればいいか分かりません。
 「頬、エラ編」 を読んで、ほっぺたの筋肉が一番緊張する顔を探してみたらよい、みたいな事が書かれていたのですが、その発見の仕方が全然わかりません。 いろんな顔をしてみて、調べようとしたのですが、いつ緊張しているのか、何処が緊張しているのか、さっぱり分かりません。 だから、どうしてもほっぺたの脂肪を落とすことができません。
 どうにか瞼のハレとほっぺたの脂肪の落とし方を私に教えてください。


A.  次のようにやってみてはいかがでしょうか。

 さっそく質問の件ですが、まぶたの腫れぼったさについては、「まぶた編」に書いてあることを地道に根気よく実践していって下さい、と答えるしかありません。
 あなたがわたしと同様脂肪の厚い一重なのであれば、奥二重の人に比べてかなりの努力と年月を必要とするかも知れません。 しかし、毎日地道に根気よく実践していけば、必ず二重になることができます。 あせらずじっくりと取り組んでみましょう。

 また、ほっぺたについては、もしほっぺたの部分に力を入れにくいのであれば、その近くの部分、とくに耳の手前の部分に思い切り力を入れてみてください。 こうすることで、ほっぺたの部分には弱いながらも力が入るようになります。
 あとは、耳の手前の部分に入れていた力を顎の先端に向かって集中させるようにして緊張させ、その状態を常に保っていけば、それにつられるようにして自然とほっぺたの部分の脂肪も落ちてくるようになります。

 まぶたにしろほっぺたにしろ、最初はやりにくいと思いますが、練習を重ねていって徐々に慣れるようにしましょう。 がんばってください!

Q.13

【下顎が小さいのが悩みなんです。
 2001年11月1日 さんより

 どうもこんにちわ! このHPはとても興味深くためになるので始めてみた時からずっと通っています。

 それで今回質問したいことがあるんですが、実は僕は下顎が小さいのが悩みなんです。(度がかなりひどいです・・。) すごくコンプレックスを持っています。 ボーっとした感じにみえるし、聞き取りにくいしゃべり方になるし、他にもいろいろ嫌な事ばかりです。

 だからどうしてもあごを大きくしたいんです。 そこで 「意志の力が肉体を変える」 を読んだら、とても興味深いことがかかれていました。
 それは、

 「痩せている人の家庭では、そこに住む人間にとって常に筋肉を緊張させずにはいられない、なにか特別な空気が存在するということであり、逆に、太っている人の家庭では、そこに住む人間にとって、常に筋肉の緊張力を緩ませずにはいられない何らかの空気が存在するということなのです。」 や、

 「その家庭に存在するすべての要素が、そこに生きる人間の肉体を形成する上で決定的な役割を果たしているということなのです」

などです。
 そして実際、ある歯科コラムで調べたところ、下あごが後退してしまう原因と、わが家の習慣とが一致していたのです・・・。
 ガックリきました。 今まで自分がずーっとアゴがちいさくなってしまうような生活を、何も気がつかずにしてきたということを知ると・・・・。 そして今のようなザマなってしまったのです、、、
 そう考えると、自分に腹が立って、、、ほんとイライラしてきました、、もしあの時あのようにしていなかったら、、、こんな風にはならなかったのに、、。 そんなことばかり考えてしまいます。

 でも、今日からたーちゃんの力を借りて前進したいと思うんです。 やれる事は、やらないとまた後で同じ思いをすることになってしまうし。 そこでたーちゃんに教えてもらいたいことがあります。

それは、アゴが大きい人はなぜアゴが大きいのかを教えてのです。
 別に僕はアゴが大きい人になりたいわけではないんですが、あごの大きさを小さいから普通の大きさに戻すときに、アゴが大きくなってしまう原因を使えば効果的で早く治るなんじゃないかと思ったからです。

 本当は、ターちゃんがコラムで書いているように、アゴの大きい人の真似をして、それを自然な状態にすればいいんですが、どうもアゴが大きい人に共通する習慣みたいなものがつかめないんです。 でも、きっと存在するはずなんですよね。
 それに、自分で習慣を見つけたつもりでも、それはたまたま僕の周りのアゴが大きい人に共通していただけで、実際はアゴの大きさと関係ないかも知れません。

 だから、ずうずうしいかも知れませんが、ターちゃんが知っている限りの、アゴが大きくなる原因を教えてほしいのです!! お願いします!!! そして僕がアゴを普通の大きさにするんはどうしたらいいのかアドバイスをください!

 そしてもうひとつなんですが、たーちゃんは理想の自分をイメージする事が大事と言っていました。
 そのことについてしつもんなんですが、それは例えば僕の場合なら、アゴが大きくなっていくのをイメージしたらいいんでしょうか? それとも、アゴが大きくなった自分をイメージするのがいいんでしょうか? どうやったらいいかあまりよくわからないので教えてください。
 僕はいつも自分のアゴが小さすぎる事ばっかり考えて、悩んでしまうのですが、やっぱりこれはマイナス効果になっているんですか?

 いっぱい質問がありますが、アゴが大きくなる原因について、理想の自分のイメージについてなど、たーちゃんから教えてください!!


A.  顎を大きくするためには、顎の周りに脂肪が付けることが先決です。

 さっそく質問の件ですが、顎の大きい人の特徴としては、顎の骨自体が大きいことが挙げられますが、それ以上に顎の周りに脂肪が多く付いていることの方が、より深く関係していると思います。
 ですから、顎を大きくするためには、顎の周りに脂肪が付けることが先決です。

 まずは、わたしが 「えら・頬編」 で言っているのと逆の方法を実践してみることです。 つまり、あなたの顎が小さい原因は、必要以上に筋肉の緊張がすべて顎の先端に向かって集中しているためと考えられますから、その緊張を緩めてみることです。

 そして、普通でいる時はもちろん、喋る時、食事の時、歯を磨く時など、つねに筋肉の緊張を顎の先端に集中させないように意識することです。(顎が小さくてとがっている人の特徴として、まずこの 「顎の先端に向かっての筋肉の緊張力の集中」 が挙げられます。 顎の小さい人の首筋などを観察すると、とにかく何をする時でもスジがピンと張っていて、顎の先端に向かって力が集中しているのがよく分かります。)

 また、あなたの場合は顎を思いきり引いた状態がいわゆる 「普通の状態」 になっているようですから、それを前に押し出してみることです。(これは 「下顎を突き出す」 ということではなく、頭全体を首の位置からやや前にずらしていくということです。)
 そして、この状態を常に保っていきます。

 もちろんイメージトレーニングを行うことも忘れてはなりません。
 イメージトレーニングとは、「すでに自分がそうなったつもりになること」 です。 つまり、すでに顎が大きくなったつもりで生活してみることです。
 こうすることで、体自身がその意識を敏感に感じ取り、筋肉の緊張度や動かし方、あるいは姿勢のあり方などが、自然と 「顎が大きくなるように大きくなるように」 と変化していくようになるのです。

 意識するということは、私たちが考えている以上の絶大な効果を発揮します。 イメージトレーニングを行いながら努力する場合と、そうでない場合とでは、その効果に格段の差が現れてくるものなのです。
 そのことを理解された上で、地道に日々の練習を重ねていくことです。 そうすればきっと理想の顎に変身することができます。 頑張ってください!

追記

> そして実際、ある歯科コラムで調べたところ、下あごが後退してしまう原因と、
> わが家の習慣とが一致していたのです・・・。
(中略)
> ガックリきました。今まで自分がずーっとアゴがちいさくなってしまうような
> 生活を、何も気がつかずにしてきたということを知ると・・・・。
とのことですが、具体的にはどのような習慣だったのか、どのような生活 だったのかを書いてもらっていたら、もっと的確なアドバイスができたと 思います。

Q.12

【えらに下に肉がついていないのか、影が出来てえらが張ってるように見えるのです。
 2001年10月26日 匿名希望さん [17歳女子高生] より

 ホームページ見させていただきました。
 そこで質問です。

 私はえらが張っているというか、えらに下に肉がついていないのか、張りがないのか分かりませんが、影が出来てえらが張ってるように見えるのです。 こういうのはどうしたらいいのでしょう?
 えらが張っていてお悩みの方がいらっしゃいましたが、それにはえら編のものをやるといいとお答えになってましたよね? しかし、あの説明ではわからないのですが…。 いや、説明が下手だといってるのではなく、ちゃんと筋肉が緊張してないように思われるのです。 それは私の方法が間違っているからなのでしょうか?

 そして、最後の質問ですが、私は笑う時、口が左右対称に開かないのです。 左はにっこりと口の端を持ち上げる事が出来るのですが、右の方は持ち上がらないで、横に伸びるだけなのです。 しかも、左と同じ長さでは開きません。
 ちなみにウィンクは左が出来ないのです。 でも、これは遺伝的なものかもしれません。 実際、父が出来ないのです。
 遺伝的といえばもう一つ。 あごの骨の形も、左右対称ではないのです。 これは歯科に行ったときのレントゲンでわかったのですが、左が骨ばっていて、右はきれいな形をしているわけです。

 これらのことを考慮に入れて考えてみると、口の開きが左右対称でないことは筋肉のアンバランスによるものなのか遺伝によるものなのか、皆目見当もつきません。 筋肉のアンバランスならば、どちらが衰えているのか、そしてどうすれば治るのかというのをお教え願いませんか?
 乙女の切実な悩み、どうかご理解ください。


A.  えらに下に肉がついていないのは、首筋の筋肉の緊張力がかなり高いことが、その原因として考えられます。

 あなたの場合、頬からえらにかけての筋肉の緊張の緩さに比べて、首筋の筋肉の緊張力がかなり高いことが、その原因として考えられます。 つまり、えらの大きさに比べて首が細く、そのためにえらの影がくっきりと出てしまっているのです。

 ですから、それを解消するためには、まずえらから上の筋肉の緊張力を高め、首筋の細さとのバランスを整えることが、えらの影を目立たなくするための第一歩と言えるでしょう。
 あなたはとりあえず首筋の筋肉の緊張度は高いわけですから、首筋はそのままにして、耳の手前→頬→えら→顎の先端にかけて意識を集中しながら、筋肉を思い切り緊張させるよう心がけるようにしましょう。

 また、

> 口の開きが左右対称でないことは筋肉のアンバランスによるものなのか
> 遺伝によるものなのか、皆目見当もつきません。
> 筋肉のアンバランスならば、どちらが衰えているのか、
> そしてどうすれば治るのかというのをお教え願いませんか?

とのことですが、たしかに筋肉のアンバランスは関係しているでしょうが、それをつかさどっているのは、あくまであなた自身の 「意志のあり方」 なのです。
 その意志のあり方を左右対称になるように変えていけば、口の開き方も骨格自体も次第に左右対称になっていくものなのです。

 具体的なトレーニング方法としては、まず 「あいうえお体操」 から始めてみることをお勧めします。
 口を大袈裟に開ける時に、常に左右対称になるように意識しながら 「あいうえお」 と言ってみることです。 そして、左右対称の口の開きができるようになるまで、このような練習を何度も積み重ね、努力することです。 そうすれば、左右のアンバランスさは次第に解消されるようになるでし ょう。 頑張ってください!

Q.11

【えら骨の下からあごのラインまでの脂肪が。。】
 2001年10月21日 さおりさん [愛媛県・14歳女子中学生] より

 こんばんわ。 メールを送ったのは初めてで少し緊張気味です。
 私は中学生で、そんなに特別太ってはいません。 標準体重なんですけど、一つ、一つすっごく悩んでることがあります。

 それは、ほんとに最近、急にえら骨の下の部分からあごの先端までの間の脂肪が出てきて、横から見ても今はほとんど顔のラインが見えず、顔のラインと首のラインがくっついてるって感じなんです。
 そのせいで、ちょっと下向けば二重あごになりかけですし、助けてください。 友達から 「太ったことない?」 って言われてすごくショックなんです。
 最近必死でがんばって憧れの彼氏も出来て、その彼氏にも言われたら私どうしようかといつも考えています。 なのにえらも張っていてその上に周りに肉がついたら余計顔が太っています。。。

 頼りに出来るのは、Tarchanさんしかいません。
 わがままな相談でごめんなさい。 少しのアドバイスでいいんで出来たらメール待ってます。。


A.  そういう場合は、首筋の筋肉をより強く緊張させることです。

 さっそく質問の件ですが、「えら骨の下の部分からあごの先端までの間の脂肪が出てきた」 とのことですが、そういう場合は、首筋の筋肉をより強く緊張させることです。

 普通でいる時はもちろん、喋っている時、食事の時、歯を磨く時など、(もちろん彼氏といる時も!) いつでも首筋の筋肉を思い切り緊張させることです。 (この時のコツとしては、筋肉を緊張させる際に、顎の先端に力を集中させような感じで思い切り力を入れることです。)
 こうすることで、顎から下の部分の脂肪が落ちていくようになります。

 なお、首筋の筋肉に思い切り力を入れると、口の形がひん曲がりやすくなりますが、あくまで元の口の形を保ったまま、首筋の筋肉に力を入れることができるよう、日頃から練習を繰り返して慣れておくことが大事です。 がんばってください!

Q.10

【口を開け閉めしたりするときに、あごが鳴ったりするように…】
 2001年9月8日 yukiliさんより

 はじめまして。 今、応用編のえらを実践しています。
 顎がすっきりしてきて嬉しいんですけど、最近口を開け閉めしたりするときに、あごが鳴ったりするようになりました。 痛みはまったくないです。
 このまま続けても大丈夫なのでしょうか? 応用編のおかげでえらが矯正されている証拠なのでしょうか? 逆にえらが張ってしまったりすることはないのでしょうか?


A.  今までと違った筋肉の使い方や姿勢を続けていくと、骨が鳴ることがよくあるようです。

 えらに限らず、骨というものはその部分の筋肉の使い方(動かし方)や姿勢に影響される面が多分にあります。 ですから、今までと違った筋肉の使い方や姿勢を続けていくと、骨が鳴ることがよくあります。 yukiliさんの場合は痛みが全くないということですから、あまり心配することはないでしょう。

 骨というものは一度出来上がった後でも、決して固定されるものではなく、破骨細胞と造骨細胞の働きによって日々破壊と成長を繰り返し、更新されています。(定説では、大体1年ですべて入れ替わると言われています。)
 ですから、えら・頬編を常に実践していれば、えらやあごの骨はそれに合わせて段々と形が変わっていくものと考えてください。

 そして、骨が鳴るのは、まさにそれが始まっていることの証拠なのです。
 例えば、成長期の子供があまりにも急激に身長が伸びる時期に、夜中寝ている時に 「骨が鳴る」 というようなことをよく経験するということです。 そのことを背の高い某タレントさんがTVで喋っていたのを見た憶えがあります。 それと同じようなものだとお考え下さい。
 ある程度落ち着いてくれば(人によって差はあると思いますが、大体1ヶ月〜数ヶ月)、鳴ることはなくなると思います。 安心して続けてください。

Q.9

【頬の肉がウサギの頬みたいに下の方についていて…】
 2001年8月19日 かなさんより

 はじめまして、かなと言います。 いつもHPを楽しく見させていただいてます!
 さっそく質問なんですが、私はなんとゆーか頬の肉がウサギの頬みたいに下の方についていて写真うつりもすごいブルドック顔に写ってしまいます。 すっきりした頬になりたくて、えら、頬編をためしているのですが、いまいちどこの頬の筋肉に力を入れていいのかわかりません。 どうか良かったら教えてください!!


A.  ブルドッグ型の頬になり易い人の特徴としては、まず口唇の両端の筋肉が必要以上に両側斜め下へ引きつっていることが考えられます。

 ですから、まずはこの 「引きつり」 をゆるめることが、ブルドッグ顔の解消への第一歩と言えるのではないでしょうか。 つまり、両側斜め下へ向いている唇の筋肉の力の方向を、その逆方向へ変えてやればいいわけです。

 また、筋肉緊張ダイエットの基本は 「痩せたい部分の筋肉に思い切り力を入れ、それを常に維持していくこと」 ですから、頬の肉が下の方に付いているということであれば、頬の下の部分に思い切り力を入れ、それを常に維持していくことも合わせて行うとよいでしょう。

 最初はやりにくいとは思いますが、練習を積み重ねて徐々に慣れることがブルドッグ顔の解消への近道となることでしょう。 頑張ってください!

【Tarchanより】
 9月9日に返信メールをお送りしましたが、『アドレス不明』 ということで送り返されてきました。 ゆえに、この場を借りてお答いたしましたことをご了承ください。

Q.8

【頬がこけているのがいやでエラを張らせたいんです。】
 2001年7月28日 TAROさん [19才浪人生] より

 HP観させていただきました。 共感できるところがたくさんありました。
 そこで僕が悩んでいることなんですけど、頬がこけていてエラが張っていないんです。 よくエラをなくしたいというのは見るのですが僕はこの逆なんです。

 どういう風にこけているかというと、頬から顎にかけて直線っぽく幅が狭まっていくのです。 しかし写真を見ると確かにエラが張っていると思われるくらい頬がしっかりしているときもあれば、悩んでいるように頬がこけているようになっているときがあるんです。
 僕はどうしても頬がこけているのがいやでエラを張らせたいんです。 エラを張らせるにはどうすればいいんでしょう?

 エラをなくすという薬のようなものについて書いてある本には、エラは運動などの時に歯をくいしばったり、堅いものをよく食べているとエラが凝り固まってどんどんエラが張るのだということが書いてありました。 そこでどうしてもエラをはらせたいので一日に何回も歯をくいしばって筋肉を動かしあごを発達させればエラが張れると信じているのですが、このホームページを見ると逆効果で頬がこけてしまうんではないかと心配になりました。

 失礼かもしれませんが間違っていても構わないので方法などがありましたら教えてください。 お忙しいかもしれませんがご返事待っております。
 どうかよろしくお願いします。

TARO 19才 ♂ 名古屋市在住 浪人生


A.  えらを張らせたい場合は、普段から地道に頬からえらにかけての筋肉の緊張を緩めるよう意識することです。

 えらを張らせるための具体的方法については、現在のところ研究不足のため、あまりはっきりとお答えできないのが現状です。
 一般的には、物をよく噛めばえらが発達すると言われていますが、確かにある程度までは影響しているでしょうが、それが主な原因だとも思われません。 なぜなら、えらの発達したすべての人がそうだとは限りませんし、ほっそりとした人でも強い力で物を噛んでいる人はたくさんいるからです。

 また、わたし自身が観察した限りでは、えらが発達した人とそうでない人の骨格を比べてみても、そんなに違いがあるわけではないという印象を持っています。
 では何が違うのかといえば、やはり決定的なのは、頬からえらにかけて脂肪がついているかいないかの違いであると考えています。
 たとえば、俳優の渡辺徹さんは今は貫禄のあるがっしりとした顔つきで、いかにもえらが発達しているような感じを受けますが、太る以前の顔つきは、まさに精悍そのものといった感じで、今からは想像も付かないほどほっそり引き締まった顔立ちだったのです。

 ですからあなたの場合も、えらをうんぬんというより、まず頬の筋肉の緊張を緩め、頬からえらにかけて脂肪を付けていくことが、えらを張らせる(ように見せる)ための第一歩だと言えるでしょう。
 つまり、普段から頬の緊張を緩めるように意識するのです。 例えば勉強をしている時、何もしていないでくつろいでいる時、食事の時、しゃべっている時など、いつ何時でも頬が必要以上に緊張しないよう心がけることです。(この時、同時に首すじの筋肉も必要以上に緊張させないようにすると、より効果的だと思います。)

 筋肉の緊張を緩めることは、ひょっとすると 「筋肉を緊張させること」 よりも難しく、長期間の努力を必要とするかもしれません。 なぜなら、筋肉の緊張が緩んでいることを自分で確認することが困難だからです。
 しかし、いつもあなた自身が「緊張を緩めるんだ」という意識を忘れることなく練習を重ねていけば、そのうち必ず緊張は緩んでくるようになるでしょう。
 「意識すること」は、私たちが想像する以上に効果を発揮するものなのです。

Q.7

【顔のエラがとても気になります。】
 2001年2月19日 エリさん [25歳・会社員] より

 はじめまして。私は25歳の会社員です。
 体型はとても痩せていて、そのせいもあって顔のエラがとても気になります。
 それで、手術以外にエラを治す方法はないものかと探していたところ、Tarchanさんのホームページにたどり着きました。 やはり、手術以外でエラを治す方法はないのでしょうか?
 Tarchanさんなら、何かいい方法を教えてくれそうだと思い、失礼ながらメールしました。


A.  どんな部位であれ、「手術して治そう」 などと考えてはいけません。

 「エラがとても気になる」 とは、骨自体が張っている、ということだと思いますが、骨自体が張っている(と思い込んでいる)場合でも、わたしは 「えら頬編」 を実践されることをお勧めします。

 というのは、えらの骨がよほど特別に張っているのでない限り、あごを思いきり引いた状態を常に維持するだけで、かなり矯正されるからです。
 実際、えらが張っている人とそうでない人の骨格を比べても、それほど違いがあるわけではないようです。

 では何が原因なのかといえば、頭全体が首の位置に比べて前に突き出ているために、必要以上にえらが張って見えてしまうことと、えらの周りに脂肪がたくさん付いているという二つの要因が重なっているからなのです。(これはわたしの長年の観察結果から得られた結論です。)
 もう一度、自分のえらの骨が人と比べて本当に張っているのかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

 また、本当にえらの骨が張っている場合でも、「手術して治そう」 などと考えてはいけません。 なぜなら、人間の身体は骨格も含めて、意志の力によって変えることが可能だからです。
 骨というものは一度出来上がった後でも、決して固定されるものではなく、破骨細胞と造骨細胞の働きによって日々破壊と成長を繰り返し、更新されているのです。(定説では、大体1年ですべて入れ替わると言われています。)

 ですから、えらの骨が発達しないように常に意識していれば、えらの骨はそれに合わせて段々と形が変わっていくものなのです。 (逆に言えば、「意志のあり方」 が変わらない限り、たとえ手術で骨を削ったとしても、またしばらくすれば骨は元の形に戻ってしまうはずです。)
 骨の成長は、筋肉の動かし方や姿勢に影響される面が多分にあります。 わたしが 「えら、頬編」 の実践をお勧めするのは、このような理由があるからなのです。

Q.6

【ほっぺたあたりがふっくらしていて…】
 2001年2月1日 skyさんより

 こんにちは。 skyといいます。 このHPをみて、とても感動しました。
 私はたぶん体型的にやせてる方に入るんだと思います。 でも、私は顔が異様にでかく、特にほっぺたあたりがふっくらしていて、しかも、だんご鼻であるために、鼻の横と、ほっぺの間がくっきりとみえ、とってもあつくるしい顔立ちなんです。

 今、えら、頬編をやっているんですが、どうも力の入れ方がいまだ納得できません。 やっぱりほっぺ(詳しくすると、目の真下)を緊張した方がいいんですよね?? でもうまく力が入らないんです。
 教えてください。 お願いします。


A.  次のようにやってみてはいかがでしょうか。

 筋肉緊張ダイエットは痩せたい部分の筋肉に力を入れることが基本ですから、頬の部分だけを痩せさせたければ、頬の筋肉に思い切り力を入れ、それを常に維持していけば良いことになります。

 ただし、頬の部分だけ力を入れようと思っても、最初はなかなかうまく行かないと思います。
 ですから、まずはどういう表情の時に頬の部分に力を入れやすいのか、色々な表情をしてみて、自分で確かめることです。(わたし自身の場合は、鼻の下を思い切り伸ばしながら、顔を細長くするような表情を作る時に、頬の部分の筋肉に力が入りやすくなります。)
 後は、この時の感覚を持続させながら、表情を徐々に元の表情に戻し、なおかつ頬の筋肉に力を入れたままにさせておくことが出来るよう、練習を繰り返します。

 それでも感じがよくつかめない場合は、耳の横(手前)→ 頬の下 → あごの先にかけてのラインに力を入れる時に、心持ち頬のあたりに意識を集中させるようにして力を入れるようにするとよいでしょう。
 それと同時に、なるべく頬に近い筋肉 (特に頬の下) に力を入れてみて、慣れてきたら徐々に頬の上の方にも力を入れられるように練習を繰り返すと、なお効果的です。

 これまで全然使ってこなかった筋肉を常に緊張させるわけですから、最初からうまく行くはずがありません。 あせらずじっくりと取り組んでみてください。

Q.5

【下唇と顎のラインの間にぽっこりと肉が付いてるんです。】
 2000年12月30日 るいさん [16歳高校生] より

 私は下唇と顎のラインの間にぽっこりと肉が付いてるんです。 だから普通にしてても口の下に丸い感じのシルエットが…。
 何とかして取り除きたいのですが、いい方法はあるのでしょうか?? 気になって気になって仕方ないです。

 名前は 「るい」、性別は女、16歳の高校生です。
 よろしくお願いいたします。


A.  次のようにやってみてはいかがでしょうか。

 下唇と顎のラインの間を引き締めるためには、ここのページで言っているように、頬から顎にかけての筋肉を、あごの先端に向かって意識を集中するようにして思い切り緊張させること。
 それと同時に、下の前歯にも意識を集中させながらグッと力を入れると、なお効果的です。(こうすると顎の先端のあたりに、力を入れた時に特有のしわしわができてくるはずです。 すっぱいものを食べると口を思い切りすぼめますが、その時にも同じようなしわしわが現れます。 この時の感じを思い浮かべながら力を入れてみてください。)
 あとはこの状態を常に維持していきます。

Q.4

【口を開けると鈍痛が走るのですが…】
 2000年12月14日 T.Kさんより

 一応、毎日実践してるのですが、1週間ほどたって朝起きると、右のえらの部分が口を開けると鈍痛が走るのですが、、、これは、筋肉痛なのでしょうか?
 1日で時間があるときに (たとえばトイレ、風呂等の人に見られないとき) アイウエオ体操をやっていたのですが。


A.  最初のうちは、これまで普段あまり使うことがなかった筋肉を思い切り緊張させるわけですから、あちこち痛みが出ることがあります。

 もしあまりに痛いようなら、アイウエオ体操はとりあえず控えてみて、あごを思い切り引き、喉をグッと奥ませながら、頬からえらにかけて力を入れる方法に切り替えてみてください。 (弱い力でも構いません。 常に緊張を維持することが大事なのです。)
 痛みが気にならなくなってきたら、緊張力を段々と強くしてください。

 最初のうちは、これまで普段あまり使うことがなかった筋肉を思い切り緊張させるわけですから、あちこち痛みが出ることがあります。 これは、えら・頬だけでなく、他の部分でも言えることですから、慣れるまでは、あまり強い力を入れなくても結構です。
 とにかく緊張を持続させること、これが大事なのです。 じっくりマイペースで取り組んでみてください。

Q.3

【顔を細くするためにたくさん話すのは効果的ですか?】
 2000年9月8日 あやかさんより

 HPを見させていただきまして・・・。 それで質問させていただきます。
(中略)
 顔を細くするためにたくさん話すのは効果的ですか? あと大きな口で極力話すというのは効果があるものなんでしょうか?


A.  大事なことは、あくまで 「筋肉の緊張を常に維持できるかどうか」 ということです。

 たしかに、たくさん話したり大きな口で話すことは、豊かな表情を作るためには良いことですが、その時に、顔の筋肉 (正確に言うと、耳の横〜頬〜あごの先にかけての筋肉) の緊張がゆるんでいては、顔は細くなりません。

 大事なことは、あくまで「筋肉の緊張を常に維持できるかどうか」ということなのです。 それができれば、たくさん話したり大きな口で話さなくても、顔を細くすることは十分可能なのです。 無口で無表情な人でも、ほっそりとした顔立ちの人はいくらでもいることをお忘れなく。

Q.2

【頬の脂肪を落としたくて困っているモノです。】
 2000年4月1日 robinさんより

 こんにちは。初めまして。
 ボクは、このHPを見てとても感激しました。 “食事の制限をしなくても痩せられる”のはスゴイと思いました。
 そこで、ボクは頬の脂肪を落としたくて困っているモノです。 説明を見ましたがまだよくわかりません。 歯と歯を、合わせて力を入れて筋肉を緊張させれば良いんですか? “あくびをしたとき”って書いてありましたけど、まだよくわかりません。
 あごを引くと、首の脂肪が何重にもなりますよね。 その状態で良いんですか?
 まだよくわからないボクに教えて下さい!


A.  次のようにやってみてはいかがでしょうか。

 頬の脂肪を落としたい場合には、頬の筋肉に思い切り力を入れ、それを常に維持していけばよいことになります。

 やり方がよく分からない場合は、例えば、何か重いものを持ち上げる時、あるいは何かの角に足先をぶつけた時、たいていの人は「いーーーっ!」といいながら、頬のあたりに思い切り力が入ります。 この時の感じを思い浮かべて「い」の口を作り、思い切り力を入れてみてください。 この時、「歯と歯を合わせて」力を入れては絶対にいけません!

 まずは頬の筋肉を緊張させるのに慣れることが大事です。日頃から気が付いた時に頬の筋肉を緊張させ、慣れてきたら、今度はそれをいつでも維持できるよう心がければ、きっと効果は表れてきます。頑張ってください。

 また、あごを引くと首の脂肪が何重にもなるのは、首がピンと伸びていないためです。
 背筋をピンと伸ばすのと同じ要領で、うなじから後頭部にかけてピンと伸ばしながら(つまり首をニョキッと伸ばすような感じで)あごを引くと、首が何重にもなるのを防ぐことができます。

 あごから首筋にかけてスッキリとしている人は、いつもうなじがピンと張っています。 逆に猫背気味であったり、首が座っている人は、首の脂肪が必要以上に前に押し出され、二重あごになりやすい原因ともなっています。

Q.1

【頬を激しく動かしたり、あいうえお、と年中言っていればいいのですか?】
 1999年6月12日 K.大輔さんより

 こんにちは。 質問なのですが、僕はまず頬の無駄な肉を取りたいのですが、その場合、頬を激しく動かしたり、あいうえお、と年中言っていればいいのですか? それによって、歯のかみ合わせや、顔の輪郭が変わってしまうことなどはないんですか?


A.  その必要はありません。 まず頬の筋肉の緊張力を持続させることが重要です。

 頬の無駄な肉(脂肪)を取りたい場合、まず頬の筋肉の緊張力を持続させることが重要であり、頬を激しく動かしたり、あいうえお、と年中言っていればよい、と言っているわけではありません。
 たとえばあいうえお体操は、頬の筋肉の緊張力を持続させることが不慣れな人のために編み出した補助的な方法であって、べつに口を動かさなくても頬の筋肉の緊張力を持続させることができるならば、あいうえお体操を行う必要は全くないのです。

 もう一度、常態変換法の基本を思い出してください。
 ある部分の脂肪を落としたい場合は、その部分を激しく動かしたり、運動させたりすることではなく、その部分の筋肉に思い切り力を入れ、それを常に維持していくことです。そうして筋肉を絶えず緊張させることによって、脂肪をコンスタントに燃焼させていくのです。
 頬のあたりがスッキリとしている人は、なぜそうなのかといえば、頬や口を激しく動かしているからではなく、頬の筋肉の緊張力がいつも高いからです。
 このことをぜひ忘れないでいただきたいと思います。




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