いろいろ質問集・Q1〜Q20

ここでは、応用編ではとり上げなかった身体に関する色々な質問を掲載しています。
常態変換法を実践される上で、ぜひ参考になさって下さい。



Q.20

【意志の力で身長を伸ばすこともできるんですか?】
 2000年12月20日 huyuさん [中2女子] より

 こんにちは。 中2のhuyuという者(♀)です。
 このHPを見てから、脚をがんばろうと思ってるんですけど、なかなか 『常に』 はできませんね。 でもこれからもがんばります!

 で、今回質問しようと思ったことなのですが、意志の力で身長を伸ばすこともできるんですか?
 Q.19に、「足の長くなった自分をイメージ・・・」 というのがありましたが、身長も同じようにすればのびますかねぇ? 最近、背の伸びる速さがおそくなってきたので、この身長(現在153cm)では止まってほしくないと思って・・・。
 では、お返事まってます。
 huyu

A.  不可能ではありません。 ただし、それを可能にするだけの動機と覚悟が必要です。

 さっそく質問の件ですが、意志の力で身長を伸ばすことは可能です。 ただし、それは 「こうすればこうなる」 というような生易しいものではなく、どうしても背を伸ばさなければならないようなせっぱ詰まった事情でもない限り、背を伸ばすことは大変難しいといわざるを得ません。

 わたし自身、特に中学高校の時は 「もう10cmは伸ばしたい」 と常々思っていましたが、それは 「他人と比べてみて」 そう感じていただけの話であって、わたし自身の本能は 「もうこれで十分だ」 と判断していたのでしょう。 160cm 手前まで行った時点で、わたしの身長はピタッと止まってしまいました。

 このように、ただ単に他人と引き比べた上での相対的な欲求では、背はなかなか伸びてはくれません。 つまり、自分自身の本能の底から沸き上がるような、「誰が何と言おうと、これがわたしの本当の身長である」 という根本的欲求が必要なのです。
 もし、あなたの成長がだんだんと遅くなってきたということであれば、それは、あなた自身が求めている本当の身長に近づいてきた、ということです。

 その 「自分が求めている本当の身長」 をもっと高くしようと思えば、それこそ自分自身の性格を全面的に変えて、今までとはまったく別の人間になる、というところまで自分を追い込むくらいの、動機と覚悟が必要になるでしょう。

 これは極端な話ですが、例えばあなたが、家族全員背が高い家庭の中に無理矢理放り込まれ、今までの考え方も生活の仕方も何もかもゼロに戻して、赤ん坊のように一からすべてを学ぶことを強いられ、そこで一生暮らすはめになった時の状況を思い浮かべて見れば分かると思います。
 このような環境では、あなたはそれこそ24時間 「背が高くなるパワー」 を浴び続けることになりますから、たちまちのうちに背が伸びるかもしれません。
 したがって、背を高くするためには、これと同じような状況を、あなた自身が作り出せばよいわけです。

 今のところ、わたしからできるアドバイスとしては、背の高い人の行動や考え方など、ありとあらゆる面を観察し、それを徹底的に真似してみることです。 そうすれば、今までの自分とは何が違うのか、背を伸ばすためにはどうすればいいのかが、だんだんと分かってくると思います。
 その上で、背の高くなった自分をイメージしながら行動する、というトレーニングも合わせて行うといいでしょう。 こうすることで成長ホルモンの分泌に何かしらの影響を与えることができると思います。





Q.19

【足が人より短いんです。】
 2000年8月27日 まいこさん [16歳学生] より

 初めまして。 私は16歳の学生です。
 今まで全然気にならなかった事なのですが、最近それに気づいてしまってすごく悩んでます。
 私は足が人より短いんです。 身長が157pで、股下が67pです。 スカートとかはいてるときは全く分からないんだけど、ズボンをはくと分かるのですごくイヤです。
 骨格は生まれつきだと思うからどうしよもないと思うんですが。。。 なにか体操とかないですか?
 まいこ♀

A.  骨格は生まれつきの部分もありますが、小さい時からの筋肉の動かし方によって決まる部分もあることを忘れてはなりません。

 さっそく質問の件ですが、まいこさんが足が短くなってしまったのは、おそらく常に足が短くなるような足の動かし方をしているからだと思われます。

 こういう場合は、イメージトレーニングから始めるのが有効です。
 まず 「足が長くなった自分」 をイメージします。 それを元に、普段の足の動かし方もそれに合わせて動かします。 何となく足が長くなったような気がしてきませんか?

 後は、日常生活のあらゆる場面で 「足の長くなった自分」 をイメージしながら、歩いたり、走ったり、足を組んだり伸ばしたりしてみるのです。

 また、あなたの身近にいる人で、あんな風な足になりたいなぁ、と思っている人はいませんか? いたらぜひ、それこそ足の動かし方から歩き方まで、すべてマネしてみることです。 そして、それをマネで終わらせることなく、いつかは自分のものとするのです。

 こういうことの積み重ねによって、足を長くすることは十分可能です。
 もちろん時間はかかるかもしれません。 しかし、まいこさんの努力次第では、それも大幅に短縮することができます。
 ぜひがんばってください!





Q.18

【どこに力が入っているのかわからなくなってしまい、イライラしてしまう】
 2000年7月23日 yumikoさん [30代主婦] より

 30代の主婦です。
 常態変換法というものを知って早速試してみました。 私の場合、瞼と頬・あご以外は全部といっていいほど引き締めたいところがあります。
 でも、足、腕、とお腹、お尻に同時に力を入れると、どこに力が入っているのかわからなくなってしまい、イライラしてしまうのです。 いっぺんにやらなくても交互にやってもいいものなのでしょうか?
お腹とお尻はわりとやりやすいのですが、腕と足をやり始めると、力が分散してしまうような気がします。 どのようにしたらうまくいきますか? アドバイスをお願いします。

A.  最初のうちは誰でもそうですが、あちこちの部分に力を入れるのは、なかなかうまく行かないものです。

 まずはやりやすい部分から始めてみることです。
 お腹とお尻がやりやすいのであれば、そこの部分をマスターすることです。 少し慣れてきたかな、と思ったら、今度は腕と足の部分にもトライしてみることです。(この時、もちろんお腹とお尻の緊張をゆるめてはいけません)

 こうした努力を繰り返すことが肝心です。 そして、最終的にはすべての部分に同時に力を入れられるようにしましょう。





Q.17

【歩いたり走ったりするとどうしても力がぬけて…】
 2000年7月10日 もえさん [18歳] より

  こんにちわ。 もえというものです。
 ホームページをみさせていただきました。 ありがとうございます!

 私は18歳なのですが、すんごく太ってて困ってます・・・(涙) 身長は167cmなのですが体重が75kgもあるんです・・・・ しかもひどいのは下半身で、いわゆる下半身デブなんです。
 ズボンはサイズがあわなくて買えないし、スカートは股下がすれるからはけません・・・・ こんな自分の体が嫌で、いろんなダイエットを試みたのですが、ぜんぶ失敗におわりました・・・・

 だからTarchanさんのホームページを見たときはマジで嬉しかったです!
 常態変換法でダイエットをやろうと思ったのですが、ここでちょっとした質問があります・・・・
 下半身をなんとかしたい私なので、足、おしり、お腹を部分やせすることに・・・・ 座ってるときや、立ってるときは、その部分に力をいれてふんばることは出来るのですが、歩いたり走ったりするとどうしても力がぬけて、肉に緊張感がなくなってしまうんです・・・・ どうしたらいいのでしょうか・・・!?

 それと肉を緊張状態に保つのはとても大変で、いつも一時間とたたない内に疲れがどっとでてしまうんです・・・・ 例えば、「一日に3時間は常態変換法をやる!」って、時間をきめてやるのでは効果はえられないのでしょうか・・・?

 迷惑でなければ質問に答えてくださると嬉しいです。 ここまでメールをよんでいただいてありがとうございます!
 今もおしりに力を入れているのですが、なんか内側からあったかく感じられて脂肪が燃やされてくのかな〜って思って嬉しいです!

A.  ホームページを見てくださってどうもありがとうございます。 さっそくもえさんの質問にお答えしたいと思います。

> 歩いたり走ったりするとどうしても力がぬけて
> 肉に緊張感がなくなってしまう

とのことですが、たしかに歩いたり走りながら筋肉を緊張させようとすると、動きがぎこちなくなってしまうと思います。
 最初のうちは、座ってるときや、立ってるときに思い切り筋肉に力を入れ、筋肉を緊張させることに慣れましょう。 それから徐々に歩いたり走っている時にも力を入れられるようにして下さい。

 また、

> それと肉を緊張状態に保つのはとても大変で
> いつも一時間とたたない内に疲れがどっとでてしまうんです・・・・
> 例えば、「一日に3時間は常態変換法をやる!」って
> 時間をきめてやるのでは効果はえられないのでしょうか・・・?

とのことですが、最初のうちは誰でもそうなのです。もちろん筋肉の緊張はいつでもどこでも、あるいは寝ている時でさえ維持することができるようになれば完璧なのは確かです。
 しかし、そうなるまでには長い期間を必要とするでしょう。 ただ、効果は非常にゆっくりとではありますが、確実に表れてきます。
 大事なことは、段々と緊張の度合いを上げ、時間を延ばしていくことです。 なにも急激に上げることはありません。 ある程度慣れたら徐々に上げていけばいいのです。





Q.16

【坐っている状態では、体全体を緊張させることが難しいのでは?】
 2000年5月24日 kanさん [研究職36歳女性] より

  こんにちは! わたしは、研究職の36歳の女性です。
 普段自分もこうすれば??と思っていた方法だったので、とても興味を持ちました! 自分では、普段足や腕を緊張させるとただ体が疲れるのではないかという心配がありましたので、確信なしで、お腹とお尻だけは気がついたらやるという程度でやっていました。
 しかし、Tarchanさんのホームページをみて効果があるということなので、今から頑張って他のところもやってみたいと思います。
 ただ、わたしは、坐っている時間が多く、坐った状態でやると腕と足には力が入るが、その反面、坐っている状態でお尻とお腹にまで力を同時に入れるのがとても難しいです。
 つまり、坐っている状態では、体全体を緊張させることが難しいのではないかと思いますが、Tarchanさんは坐っているときも体全体を緊張させることができるのでしょうか。方法があれば教えてください。
 自分で思ったのは、坐っている時は腕と足だけをやって、立っているときに体全体を緊張させるというふうに分けてやってみようかと思いますが、この方法に関してはどう思われますか?
 では、アドバイスをよろしくお願致します。

A.  次のようにやってみてはいかがでしょうか。

 まずお腹についてですが、お腹に力を入れるというより、常にお腹をへこませておく、ということに重点を置いてください。 これだけでもお腹は引き締まってきます。

 またお尻についてですが、座りながらお尻に力を入れるには、ただドテッと座っていたのではやはり力が入りませんから、まず背筋をピンと伸ばすことが肝心です。
 背筋を伸ばした上で、太股の裏側とお尻の筋肉を使って体を持ち上げるような感じで思い切り緊張させます。

 大事なことは、それを一時的なトレーニングで終わらせるのではなく、常に維持していくよう心がけることです。
 最初のうちは苦しいかもしれませんが、早く筋肉を緊張させることに慣れ、それを持続させることができようになれば、きっと効果が現れてくるはずです。 がんばってください。





Q.15

【いくつか疑問点があったためMAILを送ることにしました。】
 2000年2月16日 SLEETさんより

  はじめましてSLEETといいます。自分もいつもリバウンドなしでダイエットが出来たらと思っています。
 確かにこの方法でダイエットが出来るとしたら(すいませんが多少疑っています)、リバウンドしにくいでしょうし、代謝量(たしかMETという公式があったような気がしますが)も上がるように思われます。
ぶしつけですが、このダイエットが出来るのかという点も含め いくつか疑問点があったためMAILを送ることにしました。

  1.  筋肉に常に力を入れている事が本当に出来るのか? という点です。 まして 眠っている間まで力を入れられるのでしょうか?
  2.  1の点を努力で達成出来ると考えた場合、常に力を入れていたからといってどれほどの効果があるのか? という事です。
    2に関しては、消費カロリーが上がるであろう事は納得出来るのですが、効果が目に見えるほど顕著だとは思いにくいのです。
  3.  常に力を入れていた場合、血圧が上昇するのではないか? という事です。 血圧に関係するかは分かりませんが顔に力を入れていたら頭がとても痛くなりますよね。
  4.  部分やせが 出来るという点です、いくら顔の筋肉に力を入れていたからといって、脂肪が顔から燃える とは思えません。
    以上ですが 特に4について疑問に思います。

A.  さっそく順を追ってSLEETさんの疑問にお答えしたいと思います。

  1.  筋肉に常に力を入れている事が本当に出来るのか? という
    点です。 まして 眠っている間まで力を入れられるのでしょうか?
 たとえば、SLEETさんが普段、緊張させていないと自分では思っている筋肉も、SLEETさんより太っている人からくらべれば、絶えずはるかに緊張している状態にあると言えるのです。

 つまり、SLEETさんより太っている人が、今のSLEETさんのような体型になりたかったら、まさしく今のSLEETさんと同程度の筋肉の緊張を維持し、なおかつそれを絶えず続けていかなければならないのです。 なぜなら、SLEETさんはいつでもその緊張力を持続しているわけですから。

 また、SLEETさんがより一層やせたいと考えているのであれば、上に述べたことがSLEETさん自身にも当てはまります。
 「筋肉に力を入れる」とか、あるいは「筋肉を思いっきり緊張させる」というと、なにか特別なことを連想されるかもしれません。 しかし、自分から見てはるかにやせている人にとっては、それがいわゆる「普通の状態」なのです。

 寝ている時も同様のことが言えます。
 現に痩せている人は、太っている人に比べたら、まさに眠っている間まで力を入れているといえます。 だからこそ痩せているからだを維持しているのだと、わたしは考えています。
 痩せている人にとっては、「力を入れている」 ということをことさら意識しない程度にまで、力を入れている状態が本人にとっての 『普通の状態』 となっており、それは、起きている時も眠っている時も変わらないのです。

 痩せている人ができるのですから、太っている人も努力すれば当然できる、と考えるのが自然ではないでしょうか。


  1.  1の点を努力で達成出来ると考えた場合、常に力を入れて
    いたからといってどれほどの効果があるのか? という事です。
    2に関しては、消費カロリーが上がるであろう事は納得出来るの
    ですが、効果が目に見えるほど顕著だとは思いにくいのです。
 筋肉の緊張を常に維持していくことによって 「目に見えるほどの効果」 を体感するためには、それこそ一日中休むことなく緊張を維持していかなければなりませんが、最初からそんなことはどう考えても不可能で、数分続くのがやっとでしょう。

 しかし、仮に一日中休むことなく筋肉の緊張を常に維持し続けることができたならば、一日に消費される総エネルギー量としては、短時間の運動を行うのとは比べ物にならないくらい莫大なものになるでしょう。 ただ、これはあくまで原理的に考えた場合です。

 わたし自身、筋肉を緊張させることに慣れ、ある程度持続させられるようになるまでに5年くらいかかりました。
 しかし、効果は確実に現れています。
 このダイエット法を始める前は60kg前後(ピーク時62kg)をうろうろしていたのが、始めてからは、多少の浮き沈みはあったものの、じわじわと体重が減り始め、10年後位には55kg台にまで減少し、つい最近では52kg前後をキープするようにまでなりました。

 もし SLEETさんがこの筋肉緊張ダイエットを行うことによって短期間での劇的な効果を望んでいるのであれば、残念ながら期待外れとなるでしょう。
 この筋肉緊張ダイエットは、実践していくうちにみるみるうちに痩せていく、というものでは必ずしもないことは、あらかじめお断りしておかなければなりません。 本人の心がけや動機如何にもよりますが、たいていの人の場合、効果をはっきりと自覚するためには、わたし自身と同様に相当の年月を必要とすると思います。
 このことを理解された上で、SLEETさんがそれでもやってみるだけの価値があると思うのであれば、わたしとしては、ぜひ実践されることをお勧めする次第です。


  1.  常に力を入れていた場合、血圧が上昇するのではないか?
    という事です。血圧に関係するかは分かりませんが顔に力を入れ
    ていたら頭がとても痛くなりますよね。
 筋肉を緊張させたからといって、それがただちに血圧の上昇に結びつくとは思えません。 もしそれが事実だとすれば、いつも筋肉を極度に緊張させている人、いわゆるガリガリに痩せている人たちは、すべて高血圧ということになってしまいます。
 わたしとしてはそんなことはありえないという結論です。 ただ、わたし自身それを確かめるための測定機器を持ち合わせているわけではありませんので、これについては今の段階では何ともいえません。
 たしかに今まであまり使ったことのない筋肉を常に緊張させようとすると、筋肉痛になるようなこともあるかもしれません。 しかし、それは次の段階へ進むためには避けて通ることのできない、「産みの苦しみ」のようなものであると考えています。


  1.  部分やせが 出来るという点です、いくら顔の筋肉に力を入れ
    ていたからといって、脂肪が顔から燃えるとは思えません。
    以上ですが 特に4について疑問に思います。
 部分痩せについては、わたしの理論の正しさが科学的に証明されたわけではありませんから、あまりはっきりと言い切ることができないのも事実ですが、少なくともその部分の筋肉を緊張させることが、その部分の脂肪を燃焼させることには「全く関係がない」ということはないと思います。

 御質問の頬の場合ですが、わたしが頬からえらにかけての筋肉に思い切り力を入れ、それを数分間ずっと続けた時、頬のあたりが(若干ではありますが)力を入れる前よりもややへこみ、ほっそりとしました。
 その時は、こめかみのあたりが痛くなったので、すぐに緊張を解いてしまいましたが、普段から頬からえらにかけての筋肉に思い切り力を入れ、それをできる限り維持していく、という努力を長年繰り返した結果、今では以前よりも頬からえらにかけてすっきりしたと自覚しています。





Q.14 (「胸と背中の脂肪はどうしたら…」というトモさんからの質問は
その他の部分・参考メール集」 に移動しました。)




Q.13

【常に筋肉の緊張を維持することが大事とありますが、では寝ている間は?】
 1999年9月28日 yukoさんより

 こんばんは。常態変換法、とても興味深く読ませて頂きました。
 私は頬の脂肪がとても気になっていたので、このホームページを発見することができ、大変嬉しかったんですが、1つ疑問があります。
 ここには、「常に筋肉の緊張を維持することが大事」とありますが、では寝ている間はどうしたらよいのですか? 緊張を緩めてしまったら元も子もないとありましたが、やはり寝ている間も筋肉を緊張させていられる方法はあるのですか? ぜひ教えていただきたいと思います。

A.

 寝ている間は筋肉を意識的に緊張させることができないわけですから、ここでも普段の起きている時の努力がものを言います。
 まずは筋肉の緊張に慣れること、そしてそれを常時維持していくことができるようになること、これに尽きると思います。

 さっそく質問の件ですが、「寝ている間も筋肉を緊張させていられるかどうか」 について、まずは次の説明から入りたいと思います。

 yukoさんは寝ている間、自分の筋肉を緊張させているとは夢にも思わないでしょう。 しかし、yukoさんより太っている人から比べれば、yukoさんの筋肉は絶えず緊張している状態にあるといえます。
 これはどういうことかというと、yukoさんより太っている人の普段の筋肉の緊張度を仮に10点満点中3点とします。 そうすると、yukoさんの場合は5点くらいに相当すると仮定すると、yukoさんは寝ている間も常に5点くらいの緊張度を、知らず知らずのうちに維持していることになるわけです。

 このことから、yukoさんが今より痩せたいのであれば、7点以上の筋肉の緊張度を、起きている時も寝ている時も常に維持していかなければならないということになります。 なぜなら、yukoさんより痩せている人は、現に7〜9点くらいの筋肉の緊張度を、起きている時も寝ている時も、しかも無意識的に常に維持しているわけですから。

 では、どうやったら寝ている間も筋肉を緊張させていられるかといえば、それは普段から起きている間に7点以上の筋肉の緊張を維持し、それに慣れていることであり、できれば 「無意識的に」 7点以上の筋肉の緊張度の高さを常に維持することができていれば、自然と寝ている間も筋肉を緊張させていられるようになります。





Q.12

 (やせすぎでお悩みの「匿名希望」さんからの質問は
ちょっと気になるメール集・その1」 に移動しました。)





Q.11

 モノを噛みながらの頬の筋肉の力の入れ方に関するS.Mさんの質問は
都合により削除しました。





Q.10

【早歩きで歩いていますが、体重はちっとも変わりません。】
 1998年11月22日 さん [沖縄県・20代主婦] より

 沖縄に住んでいる主婦で、Sといいます。 身長は167センチ、年令は20代後半です。 10代の時のベスト体重が57キロだったのに、二十代になって少しずつ増えて65キロになり、子供が2歳になった現在では、妊娠もしてないのに72キロになってしまいました。 このまま2人、3人産んだらとんでもないことになるのではと、とても心配です。
 3ヶ月前から約1時間(6キロくらい)を早歩きで歩いています。 間食や、食事にも気をつけているのに、今でも体脂肪率が1パーセント減っただけで、体重はちっとも変わりません。 ホームページでも言われている通りあちらこちらの筋肉を緊張させて歩いてはいるのですが....。 よろしければ、お答え下さい。 おねがいします。

A.

 筋肉を思い切り緊張させたつもりでも、その緊張をいったん緩めてしまいますと、すぐに元の体型に戻ってしまうことを忘れてはなりません。

 よく誤解されていることなのですが、とにかく筋肉を緊張させればそれだけ脂肪を燃焼させることができるのだと、一時的なトレーニングのつもりで筋肉を思い切り緊張させ、それが終わったらすぐに緊張を緩めてしまわれる方が案外多いのではないかと思います。
 また、Sさんが実践していらっしゃるウォーキングは、それが30分行われようと1時間行われようと、それはしょせん一時的な運動にすぎず、ウォーキングをしていない間は、結局、脂肪を燃焼させることはできないということもまた、頭に入れておいてほしいことなのです。

 同じような質問で、以前もほかの女性の方から「常態変換法を意識してやっていますが、効果がでているかどうかよくわかりません」とのご質問をいただいたことがあるので、ここでは常態変換法をより一層深く理解していただくために、少々長くなりますが、今一度その基本原理を詳しく説明していきたいと思います。

 常態変換法は基本的に「好きなものを好きなだけ食べても、あるいは特別な運動を行わなくとも、なおかつ痩せているからだを維持することができる」ことを理想としています。 もちろんそれには、食事によって得たエネルギーを上回るだけのより強い筋肉の緊張力と、なおかつその緊張力をいつも持続していることが前提となることは言うまでもありません

 しかし、「筋肉の緊張力を高め、それを常時維持して行く」という、この単純なことをいざ実践しようとなると、これがどんなに大変なことでしょう! わたし自身もこの常態変換法を実践するにあたって、当初は筋肉の緊張を持続することができず、すぐに緩めてしまっては、はたと気が付いて、また筋肉に力を入れ直すということの繰り返しだったのです。

 そして、その努力はいまでも続いているのです。 今ではより高い筋肉の緊張を常に維持することができるようになったとはいえ、常態変換法の考案者でありながら、いまさらのように「筋肉の緊張力を高め、それを常時維持して行く」ことの難しさを痛感しています。

 ちなみにわたしの場合、その効果は年月を重ねるごとにじわじわと現れ始め、わたし自身は、この方法を始めた当初はやや太め、いわゆる「中肉中背」という体型でしたが、10年以上経った30才の現在では、おかげで体重も5kg以上減り、食べたいものを好きなだけ食べても「普通の体型」を維持することができるようになりました。 一番うれしかったのは、久しぶりに会った親戚に「ずいぶん痩せたんじゃない?」と言われたことです。

 「10年でたった5kg?」と思われるかもしれません。 しかし、体重を5kg落とし、それをリバウンドさせずに維持して行くことがどれだけ難しいことか、Sさんもおそらくご存知のことでしょう。

 以上述べてきたように、常態変換法はやり始めてすぐに「みるみるうちに痩せていく」というものではなく、長い年月の間に徐々にその効果が表れてくるダイエット法である、というのが正しいのかもしれません。 もちろん、筋肉の緊張力を高め、それを常時維持していけるだけの強い精神力と忍耐力があれば、話は別ですが、わたし自身がそうであったように、何がなんでもそれを実行しなければならないような特別な動機でもない限り、筋肉に思い切り力を入れ、それを緩めることなく常時維持していくということを短期間でマスターするのは、容易なことではありません。 とくにSさんのように家事や育児に追われていらっしゃる方は、その間も、常に意識的に筋肉を緊張させていることは極めて困難であると想像します。

 そういうわけなので、もし短期間での絶大な効果をSさんが望んでいるのだとしたら、申し訳ないですが、期待外れとなってしまいます。 それでも効果がでているかどうか確かめたいようでしたら、次のことをもう一度よく気をつけていただきたいのです。

  • 筋肉の緊張力を緩めることなく、常時維持しているでしょうか?
    気が付いてみたら筋肉の緊張が緩んでいた、ということはないでしょうか?
  • 最初のうちは筋肉の緊張を持続させることを忘れがちでも、だんだんと慣れてきたら、次に気が付くまでのサイクルを早めていき、なおかつ次に力を入れ直す時は、より強い緊張力で力を入れてください。
  • 常に筋肉を緊張させているつもりでも、いつも同じ程度の緊張力では、やはりそれなりの効果しか表れません。 今ある状態よりもさらに痩せたいのであれば、さらに強い筋肉の緊張力を維持していくことが大事です。

 わたし自身もそうでしたが、これを何度でも繰り返すこと、結局これが常態変換法の効果をいち早く体感する上で一番確実な方法かと思うのです。





Q.9

【バストは大きくなりますか?】
 1998年8月28日 T.くに子さんより

 女性の場合、女性的な柔らかい体になりたいですよね。 常態変換法で、バストは変化するでしょうか。 未発達なバストの場合は、どうすれば豊かになるでしょう。
 私が最近気をつけているのが 「胸式呼吸」 です。 胸骨を広げるように常に呼吸していれば、胸郭が発達して、バストの筋肉等も発達するというもの。 論理的にも正しいような気がするのです。 Tarchanさんはどう思いますか? また、女性ホルモンの分泌を促す常態変換法があれば、ぜひ知りたいです。

A.

 わたくしことTarchanは男性なので、あくまで観察者としての意見を述べるしかありませんが、わたしの見る限り、女性のバストは筋肉の緊張力や呼吸法よりは、むしろ女性ホルモンからくるものが多分に影響を及ぼしているように感じられます。

 もちろん、胸にも筋肉があるわけですから、筋肉の緊張力や呼吸法によるものも無視することはできないでしょう。 しかし、実際には乳房は脂肪のかたまりで、そのすべてが胸の筋肉に接しているわけではないですから、たとえ影響があったとしても、ごくわずかなものと思われます。

 わたしはかつて、バストを大きくしたい時は、常態変換法の逆の応用、つまり胸の筋肉の緊張力を緩め、それを一生間、常時維持していけばよい、と単純に考えていましたが、バストの場合は、そう簡単には行かないようです。

 では、その女性ホルモンの分泌をつかさどっているものは、一体なんでしょうか。
 いまのところ、それは「本人の性格からくるものである」と答える以外になさそうです。

 芸能人の女性などを観察してみると、からだ全体がふくよかであってもバストは小さい人もいますし、逆に、からだ全体はほっそりしていてもバストが豊かな人もいます。 もちろん、痩せている人のバストは一般には小さいですし、からだ全体がふくよかな人は、やはりバストもふくよかである傾向にあるといえるでしょう。
 しかし、からだ全体がどうであれ、バストが大きい人と小さい人を分けてみると、バストが大きい人にはやはりそれなりの性格というものがあるように、わたしには感じられるのです。 また、本人を取り巻く環境的な要因(とくに家庭環境)も無視することはできないでしょう。

 「それは一体どんな性格?」 「どんな環境の中で育つとそうなるの?」といわれると、うまく言い表す事ができません。 まったく申し訳ないですが、現時点では、ここまでお答えするのが精いっぱいなのです。
 そのうちに、新たな答えが見つかるかもしれませんし、見つからないのかもしれません。
 しかし、できるかぎり答えとなるような「鍵」を見つける努力は続けていきたいと思っています。

 わたしがくに子さんにおすすめするのは、自分の理想とするバストを持つ女性が、いったいどんな性格の持ち主で、どんな環境で育ってきたのかを、つぶさに観察することです。 そして、徹底的に「まね」してみることです。 そうすれば、おのずと答えが出てくると思います。 わたしが常態変換法を生み出すきっかけとなったのも、まさにこうした「あの人のようになりたい」という強い思いからでした。
 「意欲したものになりきること」、これは何ものにも勝って、理想を現実にするための最良の近道だと思うのです。





Q.8

 「まぶた編のやり方をしていれば、外人のような彫りの深い二重まぶたになるでしょうか?」 というT.くに子さんからの質問は、『まぶた編の参考メール集』 に移動しました。





Q.7

【脚が筋肉質で太いひとでも、常態変換法で痩せることができるの?】
 1998年8月28日 T.くに子さんより

 はじめまして。 今日はじめてTarchanさんのホームページを拝見させていただきました。 **ともうします。
 パソコン歴は7年くらいですが、インターネットはまだまだ初心者なので、失礼がありましたら教えて下さいね。

 私は155cmで43kgなので、体重的にみるとそんなに太ってはいないと思うのですが、脚がとても太いのを気にしてて、ダイエット関係の本などをたくさんもってます。
 それで、質問なのですが、

* 脚が筋肉質で太いひとでも、常態変換法で痩せることができるのですか。

 この場合の脚が太いというのが、Tarchanさんのおっしゃる 「速筋」 のせいであれば、どうすれば脚を細くすることができるのでしょう。 逆に、筋肉を緊張させなければいいのでしょうか。
 友人は、脚を折ったとき、ギプスをはめたらとても細くなったので 「使わないでいると筋肉が退化して細い脚になれるよ」 といいます。 でも、健康上から見ても、不自然ですよね。 どういう考え方をして、どうすれば筋肉質の脚が細くなるのでしょうか。
 ふくらはぎがししゃもみたいで、肉がついているので目立ちませんが、O脚です。 足首もとっても太いんです。 ふくらはぎの筋肉が、膝に近いところが高くもりあがるような、きれいなラインの脚になりたいです。

* 常態変換法で二重になりますか?  →【Q.8】

 私は二重ですが、くっきりとした二重ではなく 「線が入ってるな」 と言う程度の二重です。 まぶた編のやり方をしていれば、外人のような彫りの深い二重になるでしょうか。
 また、目がきらきらしている人は、目の筋肉の使い方がよくて、表情のあるいい目をしていると言えるのでしょうか。

* バストは大きくなりますか?  →【Q.9】

 女性の場合、女性的な柔らかい体になりたいですよね。 常態変換法で、バストは変化するでしょうか。 未発達なバストの場合は、どうすれば豊かになるでしょう。
 私が最近気をつけているのが 「胸式呼吸」 です。 胸骨を広げるように常に呼吸していれば、胸郭が発達して、バストの筋肉等も発達するというもの。 論理的にも正しいような気がするのです。 Tarchanさんはどう思いますか? また、女性ホルモンの分泌を促す常態変換法があれば、ぜひ知りたいです。

 お忙しい方に、長々と質問のメールをさしあげてしまって、申し訳ありません。 私のつたない疑問や考えが、少しでもTarchanさんのWebSiteに反映されることを願ってます。
 またしょっちゅう拝見しますので、どんどんページを増やして下さいね。 では、また。

A.

 くに子さんの脚が筋肉質で太いことの原因は、はたしてそれが「速筋」が多いせいかどうかは、はっきりとは断定できません。

 わたしが想像するに、くに子さんの脚は決してボディビルダーのような筋肉のつき方ではなく、普通の人よりは若干筋肉が目立つ、という程度のもので、そのまわりに脂肪が付いているために、筋肉質で太く見えてしまうのだと思うのです。
 また、中肉中背とか太り気味と言われるタイプの人の場合、脂肪ぶくぶく状態で太りすぎの人に比べると筋肉のラインがやや目立つために、自分の脚が筋肉質に見えてしまう、ということがあります。
 くに子さんも恐らくこのタイプに入るのではないかと想像します。
 つまり筋肉質というのは見かけだけのものであって、痩せてすらっとした人の脚に比べれば、まだまだくに子さんの脚には脂肪が余分に付いているのであり、くに子さんの脚が太いことの原因は、やはり脚の部分の筋肉の緊張力が他の部分に比べてはるかに緩いから、ということになるのではないでしょうか。

 「脚の筋肉に力を入れることで、脚が今よりもっと筋肉質になってしまったらどうしよう?」 と心配なされているお気持ちは、よく分かります。 しかし、「筋肉に力を入れる」ことが、イコール「筋肉質なからだをつくる」ことではけっしてありません。 このへんを誤解しないでいただきたいと思います。

 筋肉の力の入れ方の種類には、2つのタイプがあります。
 1つは、常態変換法で行うような、持続的でいつも絶え間なく働いている力の入れ方です。いわゆる 「遅筋を働かせる運動」 ですね。 これを行うと、筋肉組織の中の「遅筋」のエネルギー消費特性が向上して、以前よりもはるかに脂肪を燃やしやすい筋肉組織に生まれ変わるのだと、わたしは考えています。

 痩せている人の脚(とくにひざ周りや足首など)を観察するとよく分かるのですが、痩せている人すべてに当てはまる共通点は、やはりなんといっても筋肉の緊張力の高さにあるのです。 それでいて筋肉自体はそれほど発達しているわけではないということも、また注目に値します。

 もう1つは、ダンベルや筋力トレーニングなどの、筋肉そのものを鍛える力の入れ方です。これはいわゆる 「速筋を働かせる運動」 ですね。 これを行うと、脂肪を燃焼させることはもちろんできますが、同時に筋肉も必要以上に発達してしまい、筋肉隆々とした体つきになってしまいます。

 くに子さんは上記のような何か特別な運動をしていらっしゃるのでしょうか? もしそうでなかったのならくに子さんにぜひもう一度、自分の脚が本当に特別な筋肉質の脚なのかどうか、確認していただきたいのです。 余分な脂肪が付いていないでしょうか? もし付いているのなら、ぜひ常態変換法を実践してみて下さい。 脚を細くすることはあるこそすれ、決して太くするようなことはないと思います。





Q.6

【筋肉痛のようになるのですが…】
 1998年8月12日 マリオさんより

 新ダイエット法をやりはじめました。 そこで質問があるのですが、筋肉痛のようになるのですが、それでいいのですか? 何かやり方が間違っているのではないですか?
 突然のメールすみません。

A.

 私自身の経験から申し上げますと、最初のうちはいたしかたないと思われます。

 どのような運動でも、普段使っていない筋肉を使うようになると、最初のうちはある程度の筋肉痛を伴うのは常識です。 ここで大事なことは、その運動を止めてしまうことではなく、ある程度痛みが和らいだ時点で、むしろその運動を多少抑えながらでも毎日続け、筋肉を徐々に新しいものへと作り替えていくことによって、筋肉痛を克服することです。

 筋肉緊張ダイエットでも、筋肉痛が起きた場合には、慌てず騒がず、筋肉を緊張させては一時的に元の状態に戻し、また緊張させては元に戻し、というのを繰り返して行い、徐々にそのサイクルを早めていくという方法をとります。

 こうすることによって、最初の頃に感じた筋肉の痛みはあまり感じなくなり、この方法を始める前よりもはるかに高い筋肉の緊張を常に維持できるようになります。





Q.5

【一日中、ずーっと力を入れなければいけないのですか?】
 1998年4月29日 CHIEKOさん [36才主婦] より

 はじめまして、とっても興味深くページを見させていただきました。
 文の最後の 「自分がなぜこういう姿をしているのかは自分が一番知っている」 の言葉も本当にそうです。 意志ですね!!

 私は36才の主婦です。 4年ほど前に身長152、体重55まで太ってしまい、あまりに体が重く、息切れがしだしたのでダイエットを決意し現在は48kgの体重に大体落ち着いています。
 まさに自分との戦いでした。 短期間のダイエットではなく長期戦での勝負でしたからリバウンドは有りませんでした。

 それで少し質問なんですが、筋肉の使い方?で腕、脚、の所の文で 「大事な事はいつ何時でも筋肉の緊張を解いてはならない」 と書いてあるんですが、どういう意味ですか? 一日中、ずーっと力を入れなければいけないのですか? 体操的にさあ今から筋肉に力を入れましょうではないんですか?
 すみません少し意味が分からないので説明を御願いします。(もしかして私の言っている意味の方が分からないかもしれませんね) (^^;
 御返事いただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。

A.

 そのとおりです。 「大事な事はいつ何時でも筋肉の緊張を解いてはならないこと」とは、言葉どおり受け取ってもらって一向に差し支えありません。

 たとえば、CHIEKOさんが普段、緊張させていないと自分では思っている筋肉も、CHIEKOさんより太っている人からくらべれば、絶えずはるかに緊張している状態にあると言えるのです。

 つまり、CHIEKOさんより太っている人が、今のCHIEKOさんのような体型になりたかったら、まさしく今のCHIEKOさんと同程度の筋肉の緊張を維持し、なおかつそれを絶えず続けていかなければならないのです。 なぜなら、CHIEKOさんはいつでもその緊張力を持続しているわけですから。

 また、CHIEKOさんがより一層やせたいと考えているのであれば、上に述べたことがCHIEKOさん自身にも当てはまります。

 「筋肉に力を入れる」とか、あるいは「筋肉を思いっきり緊張させる」というと、なにか特別なことを連想されるかもしれません。 しかし、自分から見てはるかにやせている人にとっては、それがいわゆる「普通の状態」なのです。





Q.4

【意識せずできるようになるのには、どれくらいかかるのでしょうか?】
 1998年7月22日 高橋さん [22歳OL] より

A.

 具体的な期間は、個人差もあると思われますし、はっきりと言うことはできません。

 ただ、より上のステップを目指している時は、常に意識的にならざるをえないわけですから、意識せずにできるようになる時とは、強いて言うならば、理想の体型を獲得した時が、その時である、とお答えするしかありません。 そこまでの道のりを早めるのも遅らせるのも、まさに、高橋さん自身の意志の力にかかっていると言えるでしょう。





Q.3

【常態変換法は医学的にみて、説明できるものなのですか?】
 1998年7月22日 高橋さん [22歳OL] より

A.

 常態変換法のそもそもの発端は、わたし自身のひらめきから始まったものであり、その主張には何ら医学的な根拠があるわけではありません。

 筋肉の緊張力と脂肪のつき具合との関係が分かったのは、まったく突然のことでした。
 高校生の頃、わたしはよく自分のぶよぶよした太腿を見ては、何とかしてこの太腿を細くできないものだろうかと試行錯誤を重ねていました。 そしてわたしがある日、ふとひざに思い切り力を入れてみたところ、ぎゅっと引き締まって、ほんの一瞬ですが、きれいなラインになったことから、「これはひょっとしたら、筋肉に力を入れ続けたら脚を細くすることが出来るのでは・・・」と考えました。 わたし自身の探求も、まさにここから始まったのです。

 筋肉の緊張力と脂肪のつき具合との関係については、医学的に証明されたわけではなく、あくまでわたし自身が個々の諸事実に照らし合わせた末に生み出した結論ですが、結論自体には医学的な根拠はなくても、その元となった個々の諸事実には、すでに医学的に解明されたものがいくつかありますので、そのうちの二つについて、(多少長くなりますが)説明したいと思います。

 まず第一に、これは基礎講座のページでもすでに述べましたが、一般に痩せている人の筋肉組織には「遅筋」の割合が高いという事実があります。 遅筋はおもに持久力をつかさどる筋肉で、運動選手にたとえると、マラソンランナーに当たります
 一方、太っている人、あるいは筋肉質の人の場合には、逆に「速筋」の割合が高くなります。 速筋はおもに瞬発力をつかさどる筋肉で、運動選手にたとえると、短距離選手、あるいは重量挙げの選手が、これに当たります。
 現在おもに行われている運動系ダイエットのほとんどが、この「速筋」を鍛えることに専念し、筋骨隆々としたからだを作ることはできても、本当の意味での引き締まった体を作ることには繋がっていないのではないかと思っています。

 常態変換法の第一の目的は、まず遅筋を働かせることにあります。 つまり、今まで一時的な瞬発力のためだけに使われてきた筋肉を、絶えず緊張させることによって、持久力を養う筋肉に作り替え、それによって脂肪の燃焼を常時うながし、「基礎代謝量」を高めることにあるのです。

 第二に、これも「常態変換法について」のページですでに述べましたが、痩せている人が食事を摂った場合、食後、しばらくしてから体温(正確には体表温度)が上昇するという事実があります。
 これは、ダイエットを特集したTV番組では必ずといっていいほど紹介される実験で、ようするに、痩せている人は、太っている人に比べて基礎代謝量が極めて高いということを証明する実験です。
 この実験をダイエット番組で何遍も見るたびに、わたしは「筋肉の緊張力と脂肪のつき具合との関係」についての確証を、より一層深めていきました。
 つまり、痩せている人は筋肉の緊張力が高いからこそ、脂肪を燃焼させることがかくも容易なのであり、その結果、基礎代謝量が高められ、それが食後の体温の上昇につながっているのだ、という確信です。

 これらの科学的に裏付けされた事実と、また、医学的には解明されていなくても、経験的に見てどうもこれはおかしいという現象、たとえば、痩せている人は、いくら食べても太らない、というような事実を突き合わせて考えた時、体型はけっして食事の量や運動量によって決まるのではなく、筋肉の緊張力の違いによってもたらされるものなのである、という結論にたどり着いたのです。

 わたし自身、医学の分野での友人、知人がいるわけでもなく、今のところ上記の結論を専門的に確かめるすべがありませんが、将来、この常態変換法が有名になり、専門家による検証が行われるようになれば、上に述べてきたことのすべての真偽が明らかとなることでしょう。





Q.2

【常態変換法を行い、効果の出た人、出なかった人というのはどれくらいなんですか?】
 1998年7月22日 高橋さん [22歳OL] より

A.

 話をネット上に限定しますと、わたし自身、いったいどれくらいの人がこの方法を実践して、どれくらいの人が成功し、また失敗したのかを把握できていないのが実状ですので、はっきりとは分かりませんが、幸いなことに、「まったく効果がない」 というような内容のメールは、いままで一通もいただいていません。

 わたしのところへ届くメールのほとんどが、常態変換法のやり方に関する質問や、「早速これから実践してみます」という内容のものですので、結果が出るのはかなり先のことになりそうです。 現在、このホームページに一日500件前後のアクセスがあることを考えると、相当数の人がこの方法を実践しているものと思われます。

 もともと常態変換法は、やり始めてすぐに数字上の効果が現れてくるようなダイエット法では必ずしもありません。 やり始めの当初は誰でも 「筋肉に力を入れ、それを常時維持していけばいいんだな」と、頭では分かっているつもりでも、気が付いてみたら、つい筋肉の緊張が緩んでいた、という場合がほとんどだと思います。
 おそらくほとんどのみなさんがそういう経験を繰り返している最中でしょう。 最近では、かなり頻繁に実際に効果があった旨のメールをいただくようになりましたので、これからが本当に真価を問われる時期に来たと自負しています。

 常態変換法はあくまで、普通に食べ、普通に生活していく上で、いかに自分の納得行く体型を維持することが出来るか、ということを主眼としていますので、その効果はけっして 「1週間で何キロ痩せました!」 という具体的な数字で表されものではないということも、あらかじめご理解いただきたいと思います。





Q.1

【効果はどれくらいで現れるのでしょうか?】
 1998年7月22日 高橋さん [22歳OL] より

 こんちには。 私は22歳でOLの高橋というものです。
 常態変換法のホームページを見て、とても納得してしまいました。
 それで、お聞きしたいことが何点かありましたので、メールを送りました。

 ・常態変換法の応用を実践して、効果はどれくらいで現れるのでしょうか?
 ・常態変換法を行い、効果のでなかった人、出た人というのはどれくらいなんですか?  →【Q.2】
 ・常態変換法は医学的にみて、説明できるものなのですか?  →【Q.3】
 ・意識せずできるようになるのには、どれくらいかかるのでしょうか?  →【Q.4】

 気になったのは、この4つです。 お返事お待ちしています。
 ちなみに、常態変換法を意識して行なうようになって、1週間くらいですが、体力がついたような気がします。 また、安心してたくさん食べたいものを思いっきり食べていますが、これといって 太ったという感じはいまのところ、ないです。

A.

 外見上の効果はすぐに現れます。 しかし数字上の効果(体重あるいは体脂肪率など)は多少後になって現れるものと思われます。

 たとえば高橋さんが脚全体の脂肪を落としたいと思ったとしましょう。 その場合、脚全体の筋肉を思い切り緊張させるわけですが、この時、ところどころの部分がへこむのが分かるはずです。 つまり、この時点ですでに外見上の効果が現れていることになります。
 問題は、その状態をはたしてずっと維持して行けるかどうかということなのです。
 たいていの人は、ほんのしばらくの間筋肉を緊張させた後、すぐに筋肉の緊張を緩めてしまいます。 しかし、これではせっかくたった今効果を体現できたのに、みすみす自分から元の状態に戻してしまっているようなものなのです。
 「筋肉を思い切り緊張させ、それを一生間、常に維持していく」と、口では簡単に言うことはできても、それを実際に行うことは想像以上に困難なことです。 しかし、その困難をあえて克服することこそ、理想の体型を獲得するためには、ぜひとも必要なことなのです。





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